やや長き沈黙

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zoom RSS 辻貴大さん

<<   作成日時 : 2017/05/02 12:54   >>

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数年後、どこか都会の片隅で、こんな会話が交わされているかもしれない。


「辻貴大って俳優、いいよな」

「ああ、いいよ、あいつは」

「なんだよ、あいつって、友達かよ」

「いや、友達じゃないけどな...。(遠い目をして)お前、ツツガムシって知ってる?」

「ああ、殺人ダニだろ?」

「いや、そっちじゃなくて、というか、それがあれなんだろうけど、まあ、そういう名前の演劇企画があるんだ」

「聞いたことないな」

「いや、俺も全然知らなくてさ、何でも幽霊企画とか言われていて、2〜3年に一回しかやらないらしいんだよ」

「オリンピックかよ!」

「まあ、とにかくそういう演劇企画があって、何年か前に彼女に無理矢理連れて行かれてさ、まだ無名だった辻貴大が出演していたんだよ」

「まじか?!」

「まじかって、古いなぁ。まあ、その芝居を観てね、ああ、こいつは将来、いい役者になるって確信したよ。彼がカンヌのレッドカーペットの上を、こう手を降って歩いている姿が目に浮かんだんだ...」

「へえ…すげえな、その頃から良かったんだ」

「良かった。彼だけじゃない。共演者も、演出も良かった。本も...いや、本はまあまあかな。まあ、幽霊のわりに大した奴らだなって思ったよ」

「ふうん...で、そのツツガムシって、まだ活動続けてるの?」

「彼女の話だと、まだやってるらしい」

「ふうん。ちょっと観てみたいな、ツツガムシ。って言うか、彼女って、お前たち、とっくに別れただろ」

「まあな。でも、blogは読んでるから...」

「まじか...」



はい、今回は、参加俳優としては最年少ではありますが、未来のカンヌ国際映画祭主演男優賞候補の辻貴大さんをご紹介いたします。

この青年、いろいろ魅力は尽きないのですが、何よりかにより、非常にクリアーです。ぱっと場を明るく照らし出すんです。まあ、太陽のような存在感といいますか、彼の近くにいると、周りの俳優まで輝いてしまう。なぜなのか、理由を探るのは野暮な気もいたしますが、言え、言わなければ酷い目に遭わせるぞ! と脅されたらきっとこう答えるでしょう。

話が通るから、と。

うーん、分かるような分からないような答えですね。多分、酷い目に遭わせられるでしょうね。でも、そうなんです。無駄な説明が必要ない人なんです。一を聞いて十を知る人なんです。要するに理解が早くて深い。逆に言えば、いらない話は全然聞いてない。この取捨選択の切れ味がいいんです。さすが東大中退。判断力の高さが生き方に表れています。

加えて人柄も魅力的。素直で勉強熱心、今回も作家が原稿を仕上げる前に、セリフが入ってました。いや、それくらいのめり込む。しかも涼しい顔で。いや、やはり太陽です。高貴で雄大な太陽、辻貴大です。


さあ、百聞は一見に如かず。まだ無名の大器、辻貴大さんを、「ツツガムシで昔観た」人になりませう!


公演初日まで、あと8日! 乞うご期待!

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