テーマ:文学

女優達が…

今、ドストエフスキーの 「カラマーゾフの兄弟」を読み直している 俺はかつてこいつを舞台にできないかと思って 劇作プランを立て始めたときに 俳優座で千田是也氏の演出で舞台化されることを知り おいおい、そんな恐れ知らずなことを 俺のような無知な若者がやるならともかく 老舗の劇団がやるのかよ でも、 何だか、面白そう…
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トイレと読書

自宅のトイレ限定の話しではあるが 俺にとってトイレという場所は 排泄をする場所というよりも 読書をする場所という 意味合いが大きい だから自宅でトイレに入るときは 必ず本を片手に持っている 毎日何かしら本を買っているが それらはすべて トイレで読むための本だと言っても 過言ではない いつからか分からない…
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アゴタ・クリストフ

作家のアゴタ・クリストフさんが 数日前に亡くなった 悪童日記 ふたりの証拠 第三の嘘 もう一度読みなおそう 他に彼女は 短い戯曲も書いている 影響を受けていないはずがない リュカは言う。 「ぼくはね、ぼくの兄弟をいたるところに見てしまうよ。 彼は、ぼくの部屋にも、庭にもいるし、通りではぼ…
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ここはどこだ

これまで一度として「写真そのもの」に情熱を傾けたことはない。 私が愛するのは、自らも忘れる一瞬のうちに、 被写体がもたらす感動と形状の美しさを記録する写真の可能性だ。 そこに現れたものが呼びおこす幾何学だ。 写真のワン・ショット、それは私のスケッチブックの一冊。 アンリ・カルティエ・ブレッソン 『こころの…
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モスリラ再演決定!

七月にナノスクエアの企画で 「モスリラ」を再演することになりました 男二人に女一人の朗読劇です。 今回も、毎回キャストが変わります。 全8回、すべて一度きりの組み合わせです 初演では、女性3名に男性6名の出演者で 全部で9回公演したのですが、 どの組み合わせも全く違う味があって 何度見ても楽しめる芝居…
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パリ

「ナチ占領下のフランス 沈黙・抵抗・協力」(渡辺和行・講談社選書メチエ) の中に、こんなことが書かれていた。 ピカソはパリを脱出することもできたが、パリに滞在しつづけた。ピカソ自身は 惰性からパリに留ったとのべているが、ドイツ占領下のパリにピカソがいたことは、 他の反ナチ的傾向の作家や芸術家に慰めと希望をあたえた…
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カメの話

我が家には十年前からカメがいる もともと二匹いたのだが 一匹はあらしの夜に脱走して それっきり帰って来ない つまり、逃げられなかった奴が 一匹いるわけだ カメって生き物は 居るんだか居ないんだか 生きているんだか死んでいるんだか 可愛いんだか可愛くないんだか よくわからない生き物で、 十年一緒に…
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待ちわびた太陽

ある日、 海の向こうに 太陽は沈んだ ジュッと湿気た音を残して 太陽は消えてしまった それっきり いつまでたっても 世界は真っ暗 俺はずっと、 沈んだ太陽は 昇るものだと思っていた そんなことはない ジムモリスンも言っているじゃないか THE FUTURE IS UNCERTAIN AN…
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痩せたモアイ

一月の昼下がり 駅のホームの その南側の一角に 日当たりのいい場所がある 電車の到着を待つ人が 一人二人と集まって おんなじように 体と顔を お天道様にむけて イースター島の モアイかなんかみたいに 気持ち良さげに 動かない 俺もその中にあって 痩せたモアイになっている 目をつむって…
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強さとは

もう新年を迎えたけれど (おめでとう新年) 大晦日に格闘技番組を観て思ったことを ちょっと書いてみたい 中学生の頃、最強の格闘技は何かということを 友人とよく話し合った 空手 マーシャルアーツ ムエタイ 相撲 プロレス ボクシング 少林寺拳法 合気道 それぞれ魅力的で この手の話に 終わり…
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サイエンスフィクション台本完成!

予定より少し遅くなったが 今夜、「サイエンスフィクション」の原稿が完成した これは一体どんな舞台になるかな 今からわくわくします 出演者のみなさんの顔 素敵なスタッフさんの顔 いろいろな顔が思い浮かぶ こうやってまた新作を上演できることは 本当に幸せなことだと思う 舞台制作の現場以外でも 多くの人が支えて…
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This is it

満員の映画館で映画を観たのはいつ以来だろう ぱっと思いつくのは立ち見で観た「宇宙戦艦ヤマト」 あれから30年 マイケルジャクソンの「This is it」 行列→満員だった がらんとした映画館もいいけど 満員の映画館はもっといいね なんかあの密度の濃い感じ 懐かしかったなあ 実現しなかったヨーロッパ…
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滑らかな切り口

まず、先日公開した記事は 時期尚早だったようで 改めてお知らせします お騒がせしました。 コメントをいただいたわらべさん ありがとうございます。 さて、 今日は庭師のKさんから 椿の木の幹が手に入ったけどいる? という連絡をいただき かつてお世話になった造園会社に出向いた 学生時代、その造園会社でバイトをし…
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このごろのこと

二月の公演の準備が 着々と進んでいる 進んでいないのは 台本だけ いや、進んでいるのだけど 同じくらい引き返して 幸せな水前寺清子状態 そろそろチラシも完成 ホームページも更新しました そうそう、 重大発表があります ツツガムシに 新メンバーが加わります なんと女性です 男性ファン増加は必…
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廃校の大鏡

さて、モスリラの稽古もいよいよ大詰め 出演者の集中度もヒートアップしてきた 昨日の稽古は池袋の廃校となった小学校でやった 廃校と言ってももちろん管理者がいて、 幽霊とか出そうな雰囲気はない ただ、階段とか 部屋の中に 大きな鏡がある 大きな鏡 俺は昔から大きな鏡が苦手だ 苦手と言うか まあ、はっ…
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一条家サロン

アトリエ・センターフォワード第二回公演 「一条家サロン」(作・演出 矢内文章)を見た。 チェーホフの「三人姉妹」「桜の園」を下敷きとして、 昭和十年末の日本のブルジョワ家庭を舞台に、 その崩壊と再生を描いた作品。 早めに劇場(シアター風姿花伝)についてしまい、 あの辺は何もない所なので、 仕方なく向かいの沖縄料…
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怖い演劇

先日、Pカンパニーの舞台を観た。 別役実の二本立て。 戯曲では読んでいたけど 舞台で観るのは初めて 怖かった  とくに「トイレはこちら」は 不条理って 徹底的に逆さまだから 観ている自分が死んでいるような錯覚に陥る あの世とこの世をつなぐ演劇 笑いたいのに 笑い飛ばしたいのに ちっとも笑え…
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猫の集まる家

前回、猫の話なんて書いたら、 猫をもらってくれないか、 という話が舞い込んできて 今、家に小さいのが二匹いる。 こいつらも野良ネコだから 透明の細長い虫を吐いたりして まあ、にぎやかだ。 今日、一匹貰い手がついたので、 もう一匹をうちで飼うことになりそうだな まだ生後二カ月くらいで 綿菓子みたいだよ …
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ホロコースト・デイ

先日、「ヤコブ・クラヴィエツキ」を イスラエル人の女性が見に来てくれた とても美しく 知的で 優しい瞳をした 女性だ 芝居が終わった後、 その彼女と、いろいろ話をすることができた その話の中で この芝居の初日の4月21日が、 イスラエルのホロコースト・デイだということを 教えていただいた 彼女…
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客席に目を向けると

芝居を作り、 発表するということ それは、すべての人に 等しく観劇する機会を提供するということであり、 作り手に、芝居を観る者を選ぶことはできない そんなことは 当たり前のことだが このことは決して、 誰が自分たちの芝居を観るのか?  ということが問題にならないということではない 誰よりも観てほしい人…
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ゲッタウェイ

何年振りだろう 「ゲッタウェイ」を観た。 ジム・トンプソンの原作を、 ウォルター・ヒルが脚本化し、 サム・ペキンパーが監督を務め、 スティーブ・マックィーンが主演した、 1972年の映画だ。 トリカブトに 青酸カリと殺虫剤を加えて、 かきまぜた後に、 腐った牛乳をぶっかけたような 毒々しさ。 一体…
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静けさの中の嵐

森の奥深くをさまよって 不意に 小さな湖に行き当たったとする その湖面は ベッドの新しいシーツのように 張り詰めていて シワ一つない この静けさは 湖底に何かを想像させる 古代の淡水魚 投げ捨てられた凶器 心中した男女の水死体 静かであれば 静かであるほど 想像力はたくましくなる と…
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出会い

7日の日経の夕刊に、 「ヤコブ・クラヴィエツキ」の情報が出た。 そこに、 ユダヤ人居住区ゲットーの建設を題材にした作品 とあるが、そういう話ではない。 チラシの裏の文章から、 そういう風に読めたのだとすると、 そういう作品だと思って見に来る人も結構いるのかな。 まあ、それはそれで、 期待外れ、とならずに、 …
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乾いた風

今日から「ヤコブ・クラヴィエツキ」の稽古。 三月中は飛び飛びだが、 とにかく、始まる。 稽古初日の、 最初の読み合わせというのは、 これほど面白いものが 世の中に他にあるのか、 というくらい 面白い まあ、自分の書いた作品について あれこれ言われるのは避けがたく、 これはもう真摯に応えていくしかない …
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高原書店

一週間ぶりの更新 やや長き沈黙が続いた 「ヤコブ・クラヴィエツキ」 その台本の最終的な詰めに追われていた 今日は町田(東京の外れ)に出たついでに、 古本屋の高原書店をのぞいた。 昔からある大きな店で、 最上階には 演劇系の書籍も そこそこ揃っている。 古本屋の あの時間の止まったような静けさ …
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ペーパームーン

何年振りだろう ペーパームーンという映画を見た どうしてこんな古い映画を 見ようなんて気になったのか、 自分でもよく分からない ロードムービーが 好きなわけでもない ましてや 幼いテータム・オニールの ファンだというわけでもない ただ、見ないでは済まされないような そんな気持ちになっていた …
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燐光群の屋根裏

昨日、梅ヶ丘BOXに燐光群の「屋根裏」という芝居を見に行った。 4月のツツガムシ公演に出演していただく占部房子さんが出ている。 梅ヶ丘BOXという劇場は、燐光群の所有している劇場で、 その、やや息苦しさを感じる地下空間はとても魅力的だ。 俺は舞台上手寄り、一番奥の席に座った。 その席から上を見上げると、 一階部分を見…
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演出の大江

先日、ヤコブの演出をする大江と 渋谷で舞台の打ち合わせをした。 打ち合わせといっても、 まあ、昼間から飲みながら、 そのついでに舞台の話をした、 と言った方がいいかもしれない。 大江とは20年前に、 ある演技学校で知り合った。 大学に行かないで 芝居ばかりやっていた頃の話だ。 俺たちはその演技学校…
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二瓶さんと戌井さん

昨夜、下北沢の本多劇場で、 「続々オールド・バンチ~カルメン戦場に帰る~」を見た。 ツツガムシ次回作「ヤコブ・クラヴィエツキ」に出演していただく 二瓶鮫一さんが出演しているのだ。 この作品の第一の魅力は、 二瓶さんをはじめ出演者の方々の人生が、 じわっと これは本当に、焼酎のお湯割りに 梅干しを放り込んだような、…
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未必的な殺意

今月の24日、最高裁で和歌山カレー事件の弁論が行われる。 この事件ではすでに、一審、二審、ともに死刑判決が出ている。 弁論の1~2か月後には判決が出る。 そして、ほとんどその判決が、最終的な判決になるのだ。 今から10年前、 1998年に起こったこの事件では、 67人が被害に遭い、 うち4人が死亡している。 誰かが夏…
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