女優達が…


今、ドストエフスキーの
「カラマーゾフの兄弟」を読み直している

俺はかつてこいつを舞台にできないかと思って
劇作プランを立て始めたときに
俳優座で千田是也氏の演出で舞台化されることを知り
おいおい、そんな恐れ知らずなことを
俺のような無知な若者がやるならともかく
老舗の劇団がやるのかよ
でも、
何だか、面白そうだな……

そういうことがあって
やめたはずの俳優を
心機一転
俳優座でもう一度やってみようと
養成所を受験したんだ

それがかれこれ
20年近く前の話


実は、先月
そのカラマーゾフを
俳優座が再演したんだ

それを観に行ったこともあり
ちょっと再読してるんだけど

これが非常に
困ってる


と言うのは、
登場人物の顔や声が
俳優座の舞台のキャスティングで
思い浮かんでしまうからなんだ

初めのうちは
何となく観たばかりの舞台を
思い出してるだけなんだろうと思っていたんだけど
あれ、
あれあれあれれ

どんなに劇団員たちの顔を消し去ろうと思っても
消えない
というか、どんどん輪郭が
はっきりしてきている

多分、最後まで
同じキャスティングで
読み通すと思います


できれば純粋に
イメージを膨らませたかったのだけど

いや
困りました


特に女性陣は強烈で

カテリーナの荒木さん
(彼女はツツガムシの第一回公演で振付をしてくれました)
グルーシェニカの安藤みどり
(彼女はツツガムシの本多と俺の同期)

そして極めつけは
車いすの少女リーズ!

演じていた女優さんの名前は分かりませんが
(ちゃんと調べろよ)
リーズに関しては
ええ、
まさに完璧に
俺の頭の中で
生きている

すっかり
乗っ取られた感じです

まさか
こんなに影響を受けているとは
思わなかったので

困惑と
驚きと
戸惑いの中で

20年ぶりの
カラマーゾフ

カラマーゾフ万歳~
天皇陛下万歳~

ってな感じです


まあ、そうは言っても
漫画で「あしたのジョー」を読んでる時も
声はあおい輝彦だけどね



この記事へのコメント