滑らかな切り口

まず、先日公開した記事は
時期尚早だったようで
改めてお知らせします
お騒がせしました。
コメントをいただいたわらべさん
ありがとうございます。

さて、
今日は庭師のKさんから
椿の木の幹が手に入ったけどいる?
という連絡をいただき
かつてお世話になった造園会社に出向いた

学生時代、その造園会社でバイトをしていて
当時の社員で、一番おっかなかったKさんとは
いまだにおつきあいをさせていただいてる

ツツガムシのチラシを作ってくれている
みどり根子が木口木版をやるので、
まあ柘植は難しいにしても
椿とか、琵琶の木とか手に入ったら
連絡下さいと、以前からお願いしていたのだ

長さ80センチ
直径15センチほどの太さの椿の幹は
長い年月をかけて成長しただけあって
目が細かく、ずっしりとしていた

一緒に椿よりも一回り太い山茶花の幹も並べてあって
これも種としては椿の親戚のようなものだから
どうだろう、とのことだった

切り口を見てみると確かに目は細かい方なのだが
同じチェーンソーでできた切り口の滑らかさは
椿よりも大分劣る

迷ったのだが、一年間以上家の中で寝かしておくことを
考えると、まあ、これはもったいない気もするが残してきた

その後、久々に(15年ぶりくらい)造園会社の方にも挨拶に伺った
今は、主に古美術を扱う会社になっており、
当時とまるで変わらない奥さんと懐かしくお話ができた

骨董もいくつか拝見させていただき
とてもいい時間を過ごすことができた
いろいろとお話したいことはあったのだが、
また訪問することを約束してお別れした


うーん、俺、造園、好きだったんだよね
作庭記なんか読んだりしてさ
つい最近も
丸山健二が、「新・作庭記」なんて書いてるから
思わず買ってしまった

うちにも庭と呼べないような
ささやかな場所があるが、
その土中にグレープフルーツの種を埋めた子供が
やった! とうとう芽が出た! と言って
興奮している




この記事へのコメント

わらべ
2009年11月25日 08:48
造園業!林さんの穏やかな優しい雰囲気にぴったりで納得します。

私の友達が造園業を営んでいます。お父さんの会社をお兄さんが継ぎ、彼は九州の大学で学び、箕面で修行し、地元へ戻り造園業会社を設立しました。親や先輩の仕事を見様見真似で覚えて一人前になる…そう思い込んでいたのでちょっと驚きでした。彼の話では、一軒家の庭の手入れの仕事は減り、マンションの緑地や都市の公園・道路沿いの花壇の仕事を入札して取る方が増えているとか…。季節ごとに植え替えられる街角の花壇、人工的な季節の移り変わりですが、それでも心が和む事は確かですね。
庭木の枝を切って束ねて捨てる時、その枝にさえ何だか生命を感じます。そこには大木を見ると触ってしまう感覚とどこか共通するものがあるかも知れません。