やや長き沈黙

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zoom RSS 間瀬英正

<<   作成日時 : 2017/05/06 01:33   >>

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私がまだ、俳優としてやっていた頃、格闘シーンで歯を折られたことがありました。やり返せないことをもどかしく思いながらも、芝居を創っている充実感もまた感じていました。間瀬さんを見ていていると、そんなことを思い出します。

静謐と爆発

この人、どんな人生送ってきたんだろうって、芝居の向こう側を想像してしまいます。悔しい思い、情けない思い、やり切れない思い、そういう泥臭い思いを、嫌ってくらい食らってきたんだろうなって、彼の芝居を見ていると想像してしまいます。間瀬さんが俳優をやってる理由が、彼の芝居を見ていると分かるような気がする。これって凄いことです。
先日、新宿で道端のゲロを喰ってるネズミを見たときも、間瀬さんのことを思い出しました。こんなこと書くと、間瀬さん、きっと背後からそっと近づいてきて、あの少し不安そうな顔で、「林さん、俺はドブネズミですか?」って聞いてくる。俺もきっと「そう、間瀬さんはドブネズミだよ」て答える。そうすると、間瀬さん、多分、ぱっと顔を輝かせて、「そうですか〜。分かりました。俺はドブネズミでした」とか言うと思います。そういう人です。

この芝居を書いていたとき、私はまだ間瀬さんのことを知りませんでした。でも、今、稽古場で間瀬さんの芝居を見ていると、この役はもう間瀬さん以外に考えられない。まるで彼が、やはりまだ彼の知らなかった私に書かせたような気さえしてきます。

静謐と爆発

間瀬さんのシーンになると、私はいつでも、身を乗り出して見つめています。


写真はドブネズミを見かけた新宿ゴールデン街
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間瀬英正 やや長き沈黙/BIGLOBEウェブリブログ
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